ハイブランドにそっくりな香りのプチプラ香水 Vol.10
まだまだ暑い日が続きますね。そんな日には果実感溢れるスッキリとしたトロピカルな香りの香水がぴったり!今回は世界一メジャーなランジェリーブランドといっても過言ではない『ヴィクトリア・シークレット』から、なかでもトップセールスを誇る人気の香り「ボムシェル」にそっくりなプチプラ香水をご紹介します。
2019年09月03日更新
記事の目次
[1]『ヴィクトリア・シークレット』といえばスーパーモデル!
出典 voguegirl.jp/lifestyle/celeb/20181109/what-to-know-about-victorias-secret-show2018/
1977年アメリカ・サンフランシスコに設立されたファッションブランド『ヴィクトリア・シークレット』。婦人服、ランジェリー、スイムウェア、コスメティクスなどを幅広く展開しています。
1995年に初のファッションショーを開催し、当時のスーパーモデルを多数出演させたことから一躍話題のブランドに。
1997年には広告塔に起用するモデルと専属契約を開始。専属契約されたモデルで特に人気のあるトップモデルたちを“エンジェル”と名付け、そのブランド力から『ヴィクトリア・シークレット』のモデル=スーパーモデルという位置付けが確立するようになりました。
毎年12月に開催されるファッションショーのオーディションはもはや“スーパーモデルの登竜門”とされるほど。名実ともに押しも押されぬトップブランドです。
[2]ロングセラー!一番人気の「ボムシェル」
Bombshell Eau de Parfum(ボムシェル)
Victoria’s Secret(ヴィクトリア・シークレット)
2010年発売 発売当初価格:78ドル(100ml)
調香師 Adriana Medina, Mark Knitkowski
調香 フルーティーフローラル
■トップノート
パッションフルーツ パイナップル オレンジ グレープフルーツ ストロベリー
■ミドルノート
ジャスミン リリーオブザバレー レッドベリー オーキッド
■ラストノート
ムスク ウッディノート オークモス
■持続力
★★★☆☆ 普通
■香りの強さ
★★★☆☆ 普通
まるでフルーツジュース!トロピカルフルーツのカクテルのような甘く瑞々しい、フレッシュな香りです。そこから大人っぽくセクシーに変化していくところもたまりません♡
トップノートはパイナップルとパッションフルーツが主役。美味しそうなフルーツの香りです。オレンジやグレープフルーツが爽快感を醸し出しています。
時間が経つにつれ、ミドルノートではピオニーとオーキッドが咲き乱れ、チャーミングで元気いっぱいのフルーティな香りが少しセクシーに変化。ここが名前のボムシェル(セクシーな美女の意味)たる所以。うっとりするようなフルーティフローラルになっていきます。
ラストノートではフルーツの香りは去り、一気に大人っぽく変化。ムスクとウッディの少しユニセックスの香水のようなグッと落ち着いた香りに。
トロピカルな香りは日中、ビーチやリゾートシーンにぴったりの香りですが、セクシーな変化を遂げるので夜のデートにも最適な香りでした。
[3]そっくりな香りはフェラガモ?!もはやドラッグストアで買えちゃうプチプラなんです
出典 pinterest.jp/pin/503347695836441995/
Incanto Shine EAU DE TOILETTE(インカント シャイン)
Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)
2007年発売 楽天参考価格:2,158円 税込(100ml)
調香師 Karine Dubreil
■トップノート
パイナップル パッションフルーツ ベルガモット
■ミドルノート
ピオニー フリージア ピーチ
■ラストノート
ムスク シダーウッド アンバー
■持続力
★★★☆☆ 普通
■香りの強さ
★★★☆☆ 普通
まず最初に、「『フェラガモ』の香水はプチプラではないよね?!」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
発売当初はそうでしたが、このインカントシリーズ、あまりの人気で大量に流通してしまったため、現在では価格相場は2,000円前後、ドラッグストアやバラエティショップで手に入るほどのプチプラ香水となってしまいましたので、“プチプラ香水”の位置付けとさせていただきました。
香りは、もはや使用されている香料がかぶりまくりですので、どちらがどちらか分からないほどそっくりな仕上がりとなっています。
トップノートはパッションフルーツとパイナップルが主役!ボムシェルと同じです。ベルガモット(柑橘系の香り)が爽やかさを出しているのもボムシェルとそっくりな香り方になります。
ミドルノートはピオニーとフルーツがメイン。ここもボムシェルと同じです。
ラストの落ち着き方もムスク+ウッディノートでよく似ていますが、インカントシャインのほうが少し甘く感じられました。
トップノートからラストノートまでそっくりで、香りの持続力も上々ですから素晴らしいコストパフォーマンスですね。
[4]ヴィクシーVSフェラガモは引き分け
出典 tusmejoresperfumes.com/victorias-secret-mujeres/
今回“プチプラ香水”として紹介したのはなんと『フェラガモ』の香水でした。本来ならハイブランドでも、モノによって、流通の仕方や時代と共に驚くほど安値になってしまうんですね。
そんな香水こそまさにお宝発見!「買い!」だと思いませんか?
これからもそんなお宝を発見していきたいと思います♡ お楽しみに。